ぼーどげーむ美術館

2020年3月開設!地味にボードゲームの記事をあげていきます。よろしくお願いします!

箱庭を彩る魔術の華と蔓・・・庭師となって庭を制すのだ!箱庭の国レビュー!

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華(はな)と蔓(つる)。庭師となって開拓を行い、庭園を彩りましょう。詳細には描写されてはいませんが、恐らく庭師とは、魔法で命を持った華と蔓。庭園が華で満たされるのか、または蔓で覆われるのか・・・。とても趣(おもむき)のあるこちらのゲーム。今回ご紹介するのは、空理計画様制作の、箱庭の国になります。

 

ここが儚くも美しい箱庭の国

  • 箱庭のイメージがボードと駒にお洒落に造りこまれていて素敵
  • プレイ感が不思議な感じ、その感覚もコンセプトにマッチしている

 

 

 

 

箱庭の国

 

ストーリー設定物語…ストーリー設定

誰もいなくなった庭園の新しい支配者・・・それは魔法にかけられた花たちです。魔術を操る大輪の華『庭師』 その力でこの庭の主の座を手にしましょう。

 

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人数・時間・難度設定…プレイ人数・時間

【タイトル】箱庭の国
【発売日】2018年 【価格】3000円
【プレイ人数】2人 【プレイ時間】15分
【難易度】簡単【制作】空理計画
【入手先】空理計画通販部 ゲームマーケット ボードゲーム専門店等

 

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コンポーネント美術…コンポーネント

f:id:board_game_beauty:20200513081738j:plain※箱表

 

 

f:id:board_game_beauty:20200513081800j:plain※箱斜

 

 

 

f:id:board_game_beauty:20200513081823j:plain※箱中身

 

 

 

f:id:board_game_beauty:20200513081845j:plain※布製のボード

 

 

 

f:id:board_game_beauty:20200513081918j:plain※華と蔓のかわいい駒(リバーシブル)

 

 

 

f:id:board_game_beauty:20200513081949j:plain※基本ルール庭園カード

 

 

 

f:id:board_game_beauty:20200513082037j:plain※発展ルール玉座カード

 

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ルール・説明書取説…ルール・説明書

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基本ルールで説明します。まずは向かい合い、華と蔓に分かれます。それぞれ駒を17個持ち、ボードの手前右端に3段積み重ねます。これが『庭師』自分です。黒カードを4枚(庭園用)手元に用意して準備完了です。

 

  • ゲームの流れ

庭師を8方向に1歩移動させます。移動したら、カードを選び、描かれたマスを『開拓』します。開拓するマスの状況で以下の順で処理します。

①自分の駒があったら、上に乗せます(上限2段)。②何もなければ、駒を置きます。③相手の駒があったら取り除きます。※相手の駒が2段の場合は上の駒を取り除きます。取り除いた駒は裏返して、自分の手駒にします。

開拓を終えたらカードを捨て札とし、次のプレイヤーに移ります。※カードは4枚あり4枚目を消費したら、3枚復活します。これの繰り返し。

※カードは向きを変えずにプレイするとのことです。レビューでは間違って向きを変えてプレイしています。(2020/5/14)

  • 勝利条件3つ

庭師を含め12マスに自分の駒が置かれたら勝ちです。②庭師が動けなくなったら負けです。③庭師が開拓を置くことも取ることもできなかったら負けです。

 

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プレイレビュー実践…軽いレビュー

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それでは庭園に蔓を這わせていきます。(そっち側かょッ! 華の庭師が先手なので、相手からです。数字は庭師を含めたマスの数をカウントしてます。※置いた駒、取った駒の場所と使ったカードに淡い色をつけてあります。

 

 

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まずは相手のターン。左へ1歩進んだのち、開拓カード、棒のようなカードで2箇所に花を咲かせましたね。

 

 

 

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私のターン。斜め上に前進。開拓カード唯一、4つ増やせるカードを選択。ざわざわ・・・←蔓の音。

 

 

 

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おっと相手のターン。相手も4つ増やしてきましたね。

 

 

 

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私のターン。右に移動。開拓で2つ蔓を増やす。

 

 

 

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相手のターン。ここで始めて、相手の開拓でコチラの蔓が1個取られてしまいます。

 

 

 

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やったらやり返す・・・半沢だ!ってことで、1個置いて1個取ります。

 

 

 

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相手、4枚目のカードで開拓。ここで、使用済みの3枚のカードが復活する。カードの中で4つ置けるカードの復活はやっかいですね。置ける場所があれば一気にカタがついてしまう危険が。

 

 

 

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私のターン。こちらも4枚目のカードを使いきって、カードが復活。今のところは互角の勝負のようですね。

 

 

 

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相手のターン。後ろに下がって、1個置いて1個取る。しかしそんなことをしてる場合ではないぞ。フフフ。

 

 

 

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はいドン!4つ同時置きッ!どや?

 

 

 

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相手のターン。4つ置けるカードを使ったけど、ひとつは既に自分の駒の置いてある場所で、重ねて置くことに。1マスに2個置いても、ルール上はマスの数が条件の為、カウントはなしです。結果は2個増加の1個除去。

 

 

 

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私のターン。棒のカードを横に使い。画像の位置に2個置いて愛でたくフィニッシュ。庭は蔓だらけの庭で完成です!

 

 

f:id:board_game_beauty:20200513134649j:plain※完成イメージ図




 

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まとめまとめ…評価

美術点★★★★★ ゲーム性★★★★★

コンポーネントがとてもお洒落で可愛いボードゲームです。特に駒の手作り感が素晴らしい。某鑑定士『いい仕事してますね~このヒビや肌触り、わざと残してるんですね~とっても良いものです、大事になさってください。』・・・この番組で評価されると、何故か売りたくなってくるから不思議です。(アカン ただプレイ感はほんとふんわりしてて、不思議な感じです。駒が無くなったり動けなくなったり。何回か遊ぶと捉え方も変わってくるのだろうと思います。別の遊び方に赤カードを使う『玉座』がありますが、こっちはシビアです。よろしければ是非一度庭弄り、遊んでみてはいかがでしょうか。

 

 

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