ぼーどげーむ美術館

2020年3月開設!地味にボードゲームの記事をあげていきます。よろしくお願いします!

押して押して押して参る!押SHIで押してみた!/ OSHI

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引いてダメなら押してみろと人は言う。だが違う・・・このゲームでは、引くことなどあり得ない。あってはならないのだ。押して押して押していく!そして陥落する居城は敵か見方か!本日ご紹介しますのはこちら、押shi になります。きっとあなたはこのゲームを終えた時、ひとつの悟りを開くだろう。叶わぬ恋も、押していけば良いのだと!※間違いです。

 

ここが推しだよ押shiのポイント

  • わかりやすいルールですぐに覚えて始められる
  • 繰り返しプレイすることで逃げの人生から押して参る人生に変わる(多分・・・

 

押shi

 

ストーリー設定物語…ストーリー設定

女神天照(アマテラス)が日本の初代天皇に三種の神器を授けた時、彼女は「押」と呼ばれる遊戯をその一端を学ばせる為に一緒に授けた。「押」は天皇の宮廷の人々に権力の強大さを学ばせ、誤った使い方をすれば最も強大な勢力さえ滅んでしまうことを教えた。

 

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人数・時間・難度設定…プレイ人数・時間

【タイトル】押SHI THE GAME OF INFLUENSE
【発売日】2006年 【価格】円
【プレイ人数】2人 【プレイ時間】20分
【難易度】簡単【制作】wizkids
【入手先】Amazon・BoardGameshop・ヤフオク・メルカリ

 

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コンポーネント美術…コンポーネント

f:id:board_game_beauty:20200506133839j:plain※箱表

 

 

f:id:board_game_beauty:20200506133934j:plain※箱裏

 

 

 

f:id:board_game_beauty:20200506133954j:plain※中身

 

 

 

f:id:board_game_beauty:20200506135137j:plain※ボードと駒

 

 

 

 

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ルール・説明書取説…ルール・説明書

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ルールは簡単です。ボードに置かれた相手の居城を、自軍の居城で押し出して盤上から落とします。1階建ての居城につき1点、3階建てなら3点。合計7点のポイントを先に手にした方が勝利します。

 

 

 

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居城の押し出すパワーや移動距離は、階層に依存します。1階建ては1つの居城を1マスまで動かせます。移動距離も1マス。3階建てなら3つの居城を3マス押し出せます。移動距離も3マス。

 

 

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ボードにはどの駒をどこに置けばよいか、初期配置が記されています。千日手になることを回避する為に、駒が押して押し返す場合、同じ位置に自分が戻るような押し返しはできません。

 

 

 

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プレイレビュー実践…軽いレビュー

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良い眺めよのう。白の城と赤の城。和風のアリスみたいな感じです。早速プレイしてみます。まずは左の強い3の城で攻めてみるかな。では・・・押して参る!

 

 

 

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 ふ・・・。敵は横に逃げたぞ・・・。押しげーで回避など愚かなり。右の2の城も進めるか

 

 

 

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むむ!?自らの城を城で押してきたぞ・・・中々の押しじゃないか・・・。ど、どうしよ・・・ちょっと避けよう・・・(ぉぃ

 

 

 

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反対側の赤3の城が攻めてきたぞ。ぐぬう。ちょっと外側に居るのは危険な気がするな・・・左の白3の城を内側に寄せとくか。

 

 

 

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なんだと・・・赤が突っ込んできた。これは2の城がやられる・・・。ならば・・・3の城を移動して・・・

 

 

 

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懐に入るまでよ!ふははは!これで白2の城を落としたら赤3の城も落としてくれるわ。

 

 

 

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うごごご・・・押される・・・ぎりぃ。同じ位置に押し返すのはご法度・・・。となると押し返しても返しは2マス・・・ジリ貧だ。ならば上に押すまでよ!

 

 

 

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押したとたん、内側へ押される白3の城・・・我が城は流されている。たらい回しか。しかしまだ押しに耐えられる。今のうちに奥の赤2の城を落とします。

 

 

 

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よし、まずは赤2の城陥落。白3の城は押されはしたが、落ちてはいない。すぐに奥へ回避させよう。

 

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く・・・白2の城を落とされたか・・・今のままだとあの白1城もやばいな。がしかし・・・こうすれば・・・どうよ!

 

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白3の城で3つまとめて押して参る!ふはは!これはほおってはおけまい。

 

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あ・・・。しまった・・・ぐふ。白2落城。

 

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ただで済むと思っているのか。わなわな。敵の背後を取る。仇は討つからな。

 

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あ・・・手前の白1城が陥落。ぐぬぬ・・・あだ討ちだ!ぬおお・・・いやまてよ。白3城がやばい。逃がさねば。

 

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一気にやられたものだ・・・敵は既に5ポイント手に入れてる。気をつけねば。白3城を逃がしたとたん。赤3城が左から寄ってきた。だがその前に対価は払ってもらう。

 

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このような感じであっという間に、戦いは展開します。が、数が減ってくると中々に攻め切れない展開へ。なので中盤戦を飛ばします。

 

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白5ポイント、赤6ポイントでリーチ。弔い合戦も大詰めです。白1城で赤2の城を左へ押すも・・

 

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即回避。中々に押し切れない。何とか追いかけようとしていたその時・・・いきなり窮地が訪れる。

 

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げ!!

 

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サッ・・・ピタッ

 

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サッサッ ・・・ピタッピタッ

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サッッ

 

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ドドーン!!ふぇえ・・

 

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劇終

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まとめまとめ…評価

美術点★★★★★ ゲーム性★★★★★

押して参るとは言ったものの、後半戦、数が減ると、中々押し切れない展開になってしまう。できる人はできるのかもしれないが、私にはそこまでの先読みの思考は難しい。7点先取を5点に減らしたり、回避などせず、押しまくる戦い縛り、同じ色の城が一緒に押せばふたつの力で押し進める等、何かルールにローカル的な要素を加えると中折れせずに勝負がつくかもしれない。個人的には5重の塔の駒もひとつ欲しかったかな。ということで、押した結果、煮え切らない恋愛のような展開で、失恋となりましたが。強引な押しの強さに、自信のあるそこのイケメンイケジョの方。ちょっと一押し、プレイされてみてはいかがでしょうか。

 

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