皆さん、ギガミック社をご存知でしょうか。様々な子供用のおもちゃや、知育玩具を販売提供している会社です。ボードゲームもいくつも取り揃えています。中でも、三大魔王(勝手に命名)と呼ばれる、クァルト・ピロス・コリドールは世界中で有名です。その他にも、クイキシオ、マラケシュ、バティーク等が有名ですが、今回はその中のピロスを紹介したいと思います。
おすすめピロスのチャームポイント♡
簡単なルールで何故か夢中になる不思議さ
- ボールを積み上げてピラミッドの頂点を制するだけの簡単さが◎
- どうすれば勝てるのかが良くわからないから面白い
ピロス / ピュロス / PYLOS
物語…ストーリー設定
シンプルなルール、素早いラウンド、そして微妙な戦術:Pylosは、今日市場で最も奇妙でありながら最も美しい抽象ゲームの1つであり、世界中でいくつかの「ゲームオブザイヤー」賞を受賞しています。玉を温存して、ピラミッドの最上部にビー玉を配置できるようにすることが目的です。Pylosはゲームとしても装飾オブジェクトとしても魅力的に魅力的です。
設定…プレイ人数・時間
【タイトル】ピロス / PYLOS
【発売日】1994年 【価格】3000~6000円(様々な種類あり)
【プレイ人数】2人 【プレイ時間】10分
【難易度】簡単【制作】ギガミック
【入手先】Amazon 楽天 ボードゲーム専門店
美術…コンポーネント
※箱表
※箱斜
※箱裏
※ボード…箱は横からボードを取り出す形
※ボール…ボードの裏のスペースに収納されている
取説…ルール・説明書
二色のボールをお互い持ち、交互に盤上に積み上げていく。最後に頂上にボールを置いた人の勝ち。ボールの扱いには簡単なルールがある。
4個置かれた場所の上にはボールが置ける。この状態があれば、手持ちのボール、または既に置いてある下段のボール(上にボールのない動かせる状態のボール)を選んで上に乗せることが出来る。もちろん置く置かないは自由。
4個の同色正方形が出来上がったら、盤上から1~2個選んで手持ちに戻せる。上にボールが乗っていて、動かせないようなのは戻せない。
1段目と2段目で、同色が直線に並んだら、1~2個選んで手持ちに戻せる。上にボールが乗っていて、動かせないようなのは戻せない。
ルールは以上です。手持ちのボールが同じ数である以上、いかに手持ちのボールを使わず、盤上のボールを戻せるかで、最後にボールを置けるか置けないかが決まります!なるべく節約を心がけたプレイを行った人が、勝利を得るでしょう。
※説明書には3段目2個も戻せると記載がありますがこれは誤訳です。
実践…軽いレビュー
さて、ピロスは久しぶりだな。私は後手でグレーのボールで行きます。
相手「ほい。」
私「ほい。」
相手「ほい。」
私「ほい。」
…このままだと、先にこちらが同色直線4個を阻止しないと行けないな。
同色4個阻止!1~2個戻させるわけにはいくまい。
今度は正方形阻止!後手は序盤こういう展開になりがちだ。
おっと、盤上からイエローのボールを上段に乗せてボールの節約をしたようだ。ぐぬう・・・ならば、こっちで正方形を・・・お?この形は正方形にも直線にも成り得る良手じゃないか!
直線完成!さて2個戻そう。
ここの2個でよかったかな。
2度目の直線は当然防がれる。
左端に正方形が出来・・・
・・るわけないよね。本当は盤上から2段目にボールを乗せたかったけど、それをするとイエローが直線に揃うので、やむなく手持ちからボールを上に置く。
空いてる2段目が埋まる。
直線4個は阻止する。
1段目全て埋まる。
ここで痛恨のミス。真ん中おさえとこうと思ったけど奥がやばい。
3つ直線揃えられてしまう。
対角線上に2個取り除かれる。こちらのターン。グレーを3つ並べたいところけど…そうすると次のターンでイエローもまた3つ揃えられちゃう。それはいけない…少しでも節約する為、1段目から…
ボールを持ってきて直線を阻止する。
更にお互い、3段目を手持ちから埋める。次相手のターン。もう置くところは1段目しかないようだな・・・ということは?
じゃじゃーん!終盤の局面で直線に揃う!
2個戻して、手駒現在、イエロー2・グレー4で圧倒的有利。
やがて、イエローは手持ちがなくなり・・・パス!
私の勝ちです^^
まとめ…評価
美術点★★★★★ ゲーム性★★★★★
流石はギガミックの三大魔王のひとり、魔王ピロス(怒られちゃうな・・・)このゲームも完成されてます。ゲーム性は申し分ない。デザインも素敵です。私の所有のピロスはだいぶ古いタイプのようで、今はいくつか種類が出ているようです。どれも木製のボールでボードも木製かな。高級感は劣らないと思います。皆さんも是非、頂上にボール、置かれてみてはいかがでしょうか。
おまけ:動画
AmazonストアのPYLOS
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